お知らせ
日本膵臓学会指導施設に認定されました
昨年(2019年)12月6日付で、当院が日本膵臓学会の指導施設に認定されました。
膵臓学会は代表的な難治性がんである膵臓がんをはじめとする、いろいろな膵臓疾患の専門家からなる学会です。膵臓学会は、質の高い膵臓疾患診療体制をわが国に構築するために、膵臓疾患診療に関する総合的知識および専門的技量を有する広い領域の優れた指導的医師および診療施設をそれぞれ指導医、指導施設に認定しています。指導医には小切(外科、院長)が認定されておりましたが、この度、泉州2次医療圏では当院とりんくう総合医療センターが指導施設に認定された次第です。
腹部の臓器で、膵臓、胆道、肝臓は互いに近い位置にあり、働きも関連しあっているため、‘肝胆膵領域’とひとくくりで呼ばれることも多いですし、また、膵臓がん、胆道がん、肝臓がんは治療の困難な難治性がんと考えられています。
当院は、膵臓学会の指導施設だけでなく、胆道学会の指導施設(指導医:宮島(消化器内科)、宇山(外科))、肝臓学会の関連施設(指導医:宇山(外科))に認定されています。胆道学会の指導施設は泉州2次医療圏で当院だけです(2020年1月現在)。また、外科の宇山は泉州2次医療圏で数少ない肝胆膵外科学会高度技能専門医です。
泉州2次医療圏のがん診療連携拠点病院として、‘肝胆膵領域’疾患の治療成績向上にさらに一層取り組んでゆきます。