PETがん検診

PETがん検診

PET-CT装置と血液検査(腫瘍マーカー)により、
がん検診を行っています。

費用

費用: 103,400円(税込)

申し込み方法

受付時間
平日午前9時~午後5時
場  所
外来受付1番カウンター

カウンターで申込用紙を受け取り、必要事項を記載してください。
費用全額とともに、申込用紙を1番カウンターに提出してください。

申し込み時に、予約票と問診票をお渡しします。

キャンセルされる場合や予約変更は、できるだけ早くご連絡ください。
試薬は、非常に高価で直ぐに効力が消失します。
予約当日にキャンセルされる場合には、試薬代を負担していただく場合があります。

注意事項

がんの種類によって見つけられないことがあります。また、微小ながんは見つからないことがあります。

検査に苦痛はなく、ベッド上に寝ているだけですが、30分ほどじっとしている必要があります。

糖尿病で血糖値の高い方は、検査が不十分なことがあります。

所要時間

PET-CT検査の撮影時間は約30分ですが、前処置(血糖値測定・採血・PET試薬の注射)や安静時間など全体として、2時間30分から3時間かかります。

PET検診の実際

検査前日
運動は控えてください。

検査当日
検査の4時間前から絶食していただきます。
飲水は可能です(糖分を含まない水・茶など)。

予約時間に、PET-RI室受付(1階)にお越しください。
予約票と問診票を提出してください。その後血糖値測定を行います。

採血・PET試薬の注射を行います。

注射後約1時間、安静にしていただきます。

PET-CTの撮影は、約30分かかります。
(ベッドの上で寝ているだけで、痛みなどはありません)。

撮影後、約30分の休息後、帰宅していただきます。

以後、通常の日常生活を送ってください。

結果説明

結果報告書を作成し、医師が面談します。検査終了時・PET-RI室受付で、面談の希望日を設定してください。
(原則的に、検査日より約2週間後の火曜日午後;所要時間30分ほど)

他の曜日での説明や報告書の郵送を希望される方は、当日、PET-RI室受付にて、ご相談ください。

郵送後でも、希望される方は、医師の面談を受けることができます。

PET検査とは

身体を構成している細胞は、生きていくためのエネルギーとして、ぶどう糖を必要としています。がんなどの悪性腫瘍は、正常な細胞より増殖が活発に行われるため、3~8倍のぶどう糖を必要としています。

PET検査によるがんの診断は、このようながん細胞の性質を利用しています。フッ素18という放射線を放出する物質をつけた薬剤(FDGといいます)を注射し、PET装置でFDGの分布状態を撮影します。FDGはぶどう糖によく似た性質を持っているため、がん細胞に強く取り込まれます。PET装置は、それを検出して画像化します。

PET-CT装置とは

市民病院のがん検診は、PET-CT装置を用いて行います。

PET装置はがんの検出に優れていますが、どの部位にがんがあるのかという正確な位置情報を得ることができません。そのため、CT・MRIなど、他の画像診断と組み合わせるとより一層正確な診断ができます。

また、PETでは分かりにくいがんが、CTで見つかることがあります。

市民病院に導入されたPET-CT装置は、PETとCT検査を同時に行うことが可能な画像診断装置です。

腫瘍マーカーとは

腫瘍細胞から産生される物質や、腫瘍細胞があるために身体の中で作られる物質で、がんの補助診断・病気や治療効果の判定・経過観察などに用いられます。ただし、すべてのがんで上昇するわけではなく、また、良性疾患などでも異常値をとる場合があります。

市民病院のPETがん検診で測定する腫瘍マーカー

CEA
悪性腫瘍全般
AFP
肝細胞がん等
CA19-9
膵がん・胆道系のがん等
シフラ
肺がんの一種
PSA(男性)
前立腺がん
CA125
卵巣がん