肺

対象疾患

肺がん

診療科

呼吸器内科、呼吸器外科、腫瘍内科、放射線治療科

治療の特色

肺がんの治療法は組織型（がんの種類）によって大きく異なり、肺がんの種類は非小細胞肺がん（腺がん、扁平上皮がん、大細胞がん）と小細胞肺がんに分類されます。

早期の非小細胞肺がんの治療は外科手術が基本です。手術には大きく切り開く開胸手術と、鏡視下手術（胸腔鏡手術）があり、当院では患者さんの負担が少ない鏡視下手術を積極的に実施しています。進行した非小細胞肺がんでは放射線治療や薬物治療が中心となります。薬剤の選択にあたっては、遺伝子変異検査とPD-L1検査を行い、細胞障害性抗がん剤、分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬から選択します。

小細胞肺がんの治療は薬物治療が基本であり、しばしば放射線治療も組み合わせて行われます。