令和４年度 市立岸和田市民 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 205 98 179 205 380 765 1182 2401 1832 435
令和4年度に退院した患者数を年齢階級で分けた表です。
最も多い年齢階級は70歳代で、60～80歳代が全体の70%を占めています。
当院は国指定の地域がん診療連携拠点病院であり、地域の高齢化に伴い、
がん患者における高齢者の割合も増加していることが影響していると考えられます。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管（肝内外）結石、胆管炎　限局性腹腔膿瘍手術等　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 220 8.32 8.94 5.91 73.20
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）　内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 75 2.87 2.64 1.33 70.49
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍　内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 35 7.63 7.76 2.86 72.86
060350xx99x00x 急性膵炎、被包化壊死　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 34 10.32 10.33 5.88 56.09
060140xx97x0xx 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄（穿孔を伴わないもの）　その他の手術あり　手術・処置等２ なし 33 11.97 10.88 15.15 76.64
消化器内科の特徴は、内視鏡を使った手術目的の入院が上位を占めていることです。
令和4年度の平均在院日数は10.9日となり昨年度の9.8日より1.1日増加しました。
要因として誤嚥性肺炎や尿路感染の増加、COVID-19の影響が考えられます。
次年度の方針として、消化器内科スタッフの負担軽減、積極的なパス利用及び迅速な転院調整による入院期間の短縮に努めていきます。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈　経皮的カテーテル心筋焼灼術　手術・処置等２ なし 189 4.41 4.65 0.00 66.26
050130xx9900x0 心不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　他の病院・診療所の病棟からの転院以外 98 15.53 17.54 19.39 81.76
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　手術・処置等１ なし、１,２あり　手術・処置等２ なし 85 4.59 4.26 0.00 72.88
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１ １あり　手術・処置等２ なし　他の病院・診療所の病棟からの転院以外 69 3.39 3.04 1.45 69.87
050130xx9902xx 心不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ２あり 67 20.13 24.17 43.28 81.49
循環器内科の特徴は、24時間心臓救急医療に対応できる体制を整え、緊急入院を数多く受け入れていることです。
循環器3大疾患である虚血性心疾患、急性心不全、不整脈疾患をバランスよく診療できており、地域医療に貢献できる体制となっています。
また、今年度より心不全教育入院を開始し、地域連携の充実をはかっています。
次年度の方針として、CCU当直の継続、さらなる心不全地域連携の強化をはかり、地域医療に貢献できるよう努めていきます。
呼吸器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ ２あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 137 2.70 3.05 2.19 71.34
040110xxxxx0xx 間質性肺炎　手術・処置等２ なし 77 18.45 18.57 6.49 74.62
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍　その他の手術あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 44 9.61 10.06 0.00 70.05
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２ なし 29 25.03 21.11 37.93 79.28
040200xx99x00x 気胸　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 28 14.21 9.24 17.86 66.29
呼吸器科の特徴は、呼吸器内科、呼吸器外科、呼吸器センターを設置しており、近隣医療機関より紹介患者さまを受け入れていることです。
令和4年度も昨年度と同様、COVID-19診療に注力せざるを得ない状況でありましたが、化学療法や気管支鏡検査を積極的に行い
他疾患の診療実績はやや増加しました。
次年度の目標として、COVID-19に対応しつつ通常の呼吸器疾患診療、特に悪性疾患の積極的診療に力を入れていきたいと考えています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア（15歳以上）　ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等 69 3.99 4.59 0.00 71.28
060335xx02000x 胆嚢炎等　腹腔鏡下胆嚢摘出術等　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 51 5.86 6.93 0.00 62.29
060330xx02xxxx 胆嚢疾患（胆嚢結石など）　腹腔鏡下胆嚢摘出術等 37 4.97 6.07 0.00 61.76
060035xx010x0x 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍　結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等　手術・処置等１ なし　定義副傷病 なし 35 15.11 15.40 14.29 73.66
060150xx03xxxx 虫垂炎　虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 32 4.59 5.32 0.00 39.75
外科の特徴は、地域医療を支えるため、救急症例や他院で治療困難な腹部外科疾患も積極的に受け入れ治療を行っていることです。
令和4年度はダビンチが導入され、直腸癌に対するロボット手術を開始しました。
次年度の目標として、消化器がんおよび急性腹症に対する緊急手術をさらに積極的に行い、泉州地域の基幹病院としての役割を果たせるよう努めていきます。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 59 7.08 7.73 0.00 23.17
030390xx99xxxx 顔面神経障害　手術なし 48 9.10 8.81 0.00 57.04
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 47 5.66 6.23 0.00 52.72
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍　手術あり 32 5.25 6.81 0.00 67.16
030428xxxxxxxx 突発性難聴 31 9.65 8.56 0.00 58.81
耳鼻咽喉科の特徴は、耳・鼻・のどの耳鼻咽喉科領域の疾患に幅広く対応できることです。
今年度もコロナ禍の中で新型コロナ感染症外来と後遺症外来を担当しました。
当院は頭頸部がん専門医制度の指定研修施設に認定されており、専門医の育成、高度な集学的医療を行っています。
次年度の目標として、手術件数の増加とロボット手術の導入を行い、当科の医療レベルをアピールしつつポストコロナに向けて紹介症例の増加をはかりたいと考えています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等２ なし 75 7.20 6.85 1.33 75.77
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患　経尿道的尿路結石除去術　定義副傷病 なし 75 5.48 5.29 2.67 65.07
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症　手術なし 35 16.11 13.61 28.57 80.14
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等　経尿道的前立腺手術等 27 6.56 7.82 0.00 73.78
110070xx99x20x 膀胱腫瘍　手術なし　手術・処置等２ ２あり　定義副傷病 なし 17 7.76 9.51 0.00 78.35
泌尿器科の特徴は、泌尿器疾患全般にわたって対応しており、抗がん剤治療や放射線治療を組み合わせた集学的治療を行っていることです。
また、尿失禁外来や前立腺肥大症手術（レーザーを使用したHoLEP手術）を導入していることも近隣病院にはない特色です。
さらに今年度からはダビンチが導入され、前立腺がんに対するロボット支援前立腺全摘除術を開始しました。
次年度の展望として、ロボット支援手術の適応疾患を拡大し、最新の泌尿器科医療が提供できる体制を整えていきます。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし　発症前Rankin Scale 0、1又は2 38 10.66 15.97 18.42 67.84
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫　慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 26 10.73 11.85 34.62 83.42
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 20 8.90 8.54 25.00 64.75
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 20 18.20 19.58 65.00 69.90
010060x2990201 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ２あり　定義副傷病 なし　発症前Rankin Scale 0、1又は2 17 11.29 16.01 35.29 72.65
脳神経外科の特徴は、泉州地域の脳卒中治療に貢献すべく、2019年秋より輪番日以外にも脳卒中当直日を継続し、
積極的に脳卒中症例を受け入れていることです。
血管内治療専門医が2名体制を維持できており、脳卒中急性期医療の体制が厚くなりました。
今後も院内体制の整備、質の向上に取り組んでいきます。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折　人工骨頭挿入術　肩、股等 87 24.99 26.42 80.46 83.13
160760xx97xx0x 前腕の骨折　手術あり　定義副傷病 なし 29 4.83 4.86 3.45 69.21
070230xx01xxxx 膝関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等 26 19.08 22.44 30.77 75.27
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等 22 21.09 20.14 40.91 73.27
160720xx01xxxx 肩関節周辺の骨折・脱臼　骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿等 17 8.82 14.17 11.76 61.24
整形外科の特徴は、骨折などの救急患者さまだけでなく、高齢者に多い関節・脊椎疾患など慢性疾患の治療を多く実施しているところです。
泉州地域の地域基幹病院として、入院から手術、リハビリ病院への転院を円滑に行っています。
次年度の目標として、近隣医療機関との連携を強化し、整形外科疾患の2本柱である脊椎・関節疾患の手術症例を増やしていけるよう努力していきます。
腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし 26 5.92 8.60 0.00 70.38
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ ２あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 26 2.46 3.05 0.00 73.38
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 23 12.00 13.49 13.04 73.48
03001xxx99x30x 頭頸部悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ ３あり　定義副傷病 なし 10 27.90 21.41 0.00 64.90
010010xx9903xx 脳腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ３あり 10 8.60 17.14 0.00 72.80
腫瘍内科の特徴は、化学療法の実施、その副作用に対する外来及び入院治療、がんの症状緩和を中心とした緩和治療、肺癌における臨床試験や治験を行っていることです。対象疾患は胸部悪性腫瘍、頭頸部腫瘍、消化器腫瘍、胆・膵腫瘍、肉腫等を中心とした固形腫瘍で、関連各科と連携を取りながら方針を決定し診療にあたっています。「腫瘍内科」は日本では少数の診療科で、がん薬物療法専門医が所属し入院・外来診療ともに本格的に稼動している施設は特に少数です。
次年度の目標として、各種臨床研究や治験などに参加し、より良い最先端の治療を提供できるよう尽力していきます。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍　卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等 34 5.97 6.04 2.94 48.56
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍　子宮頸部（腟部）切除術等　手術・処置等２ なし 19 2.00 3.02 0.00 40.16
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし 18 7.67 4.27 0.00 71.22
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ ５あり　定義副傷病 なし 17 5.65 4.19 0.00 65.82
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍　子宮悪性腫瘍手術等　手術・処置等２ なし 17 12.24 10.48 5.88 59.29
産婦人科の特徴は、婦人科腫瘍専門医に加え、放射線治療医、腫瘍内科医、緩和ケア内科医等の医師がそろっており、
がんに関する集学的な治療が可能であることです。
また、ゲノム外来を開設し最も適切な治療法の提供に努めています。
今後は日本婦人科腫瘍学会指定修練施設の認定に向け婦人科がん症例のさらなる集積を図っていきます。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫　手術なし　手術・処置等２ ４あり 19 9.11 10.00 0.00 60.74
130030xx97x50x 非ホジキンリンパ腫　手術あり　手術・処置等２ ５あり　定義副傷病 なし 18 21.33 30.75 0.00 59.33
130030xx99x9xx 非ホジキンリンパ腫　手術なし　手術・処置等２ ９あり 17 5.24 13.53 0.00 71.24
130010xx97x9xx 急性白血病　手術あり　手術・処置等２ ９あり 13 29.38 36.20 15.38 72.54
130030xx99x5xx 非ホジキンリンパ腫　手術なし　手術・処置等２ ５あり 11 15.64 19.67 0.00 59.36
血液内科の特徴は、常勤医師2名体制の中で可能な限り腫瘍性疾患への化学療法と非腫瘍性疾患の治療を実施していることです。
また、自家末梢血幹細胞移植及び血縁同種末梢血幹細胞移植を開始し、血液疾患診療の幅が拡大しました。
次年度の展望として、近隣医療施設に当院の診療実績を知ってもらい、さらに積極的に血液疾患診療を行っていきます。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患　下肢静脈瘤手術等 45 2.33 2.66 0.00 67.71
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患　動脈塞栓除去術　その他のもの（観血的なもの）等　手術・処置等１ なし、１あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 21 9.48 5.18 4.76 76.62
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　動脈形成術、吻合術　その他の動脈等　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 21 4.05 7.59 0.00 69.86
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤　ステントグラフト内挿術　手術・処置等２ なし 10 13.40 10.62 0.00 77.70
050170xx03001x 閉塞性動脈疾患　動脈塞栓除去術　その他のもの（観血的なもの）等　手術・処置等１ なし、１あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 あり - - 9.01 - -
心臓血管外科の特徴は、心臓血管疾患全般を診療対象とし、手術加療を中心とした診療を行っていることです。
次年度は大幅な定期手術症例増加を目標とし、ハイブリッド手術環境を整えていきたいと考えています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他） 44 4.95 5.89 0.00 1.80
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（2500g以上）　手術なし　手術・処置等２ なし 26 4.19 6.13 3.85 0.00
040100xxxxx00x 喘息　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 16 4.81 6.05 0.00 4.56
180030xxxxxx0x その他の感染症（真菌を除く。）　定義副傷病 なし 15 4.80 9.48 0.00 0.67
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎　手術・処置等２ なし 10 3.00 5.70 0.00 3.50
小児科の特徴は、感染症などの急性疾患が多いことです。
泉州地域の中核病院小児科として、小児疾患全般にわたって幅広く診療し、可能な限り対応にあたっています。
令和4年度は引き続きCOVID-19の流行で小児罹患、小児感染症が著減した状態が続きました。
次年度はCOVID-19終息後を見すえて、小児急性期医療、救急医療の維持、小児アレルギー、発達障害、小児神経など
特色ある診療機能の充実に努めていきます。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等　手術・処置等１ なし 64 8.11 9.99 1.56 59.94
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 59 5.34 5.67 0.00 60.95
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍　手術あり - - 4.04 - -
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ なし - - 9.71 - -
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍　その他の手術あり　手術・処置等２ なし - - 6.45 - -
乳腺外科の特徴は、原発性乳がんの診断・手術・術前後薬物療法と、進行再発乳がんの薬物療法を中心に診療を行っていることです。
また、乳がんは女性悪性腫瘍罹患率の第一位であるため、地域がん診療連携拠点病院において乳がんを専門に取り扱う乳腺専門医は必須の存在で
あり、当院では乳腺専門医が一貫して乳がん診療を担当しています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂　手術あり　手術・処置等２ なし 17 3.41 2.90 0.00 75.71
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。）　その他の手術あり　手術・処置等１ なし - - 4.50 - -
080010xxxx0xxx 膿皮症　手術・処置等１ なし - - 13.50 - -
160200xx02000x 顔面損傷（口腔、咽頭損傷を含む。）　鼻骨骨折整復固定術等　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 4.72 - -
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物　皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等　手術・処置等１ なし - - 3.94 - -
形成外科の特徴は、同市内で形成外科常勤医のいる医療機関が少ないため、外来診療のみならず入院診療も含め、
地域のニーズに応えられるよう診療にあたっていることです。
今後も多岐にわたる形成外科的専門的治療を安全に行うことを最重要課題と捉え、さらに診療技術を高め、地域医療の中心としての役割を果たしていきます。
代謝・内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）　手術・処置等２ １あり 19 10.79 14.28 5.26 66.16
10006xxxxxx1xx １型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）　手術・処置等２ １あり - - 13.16 - -
100210xxxxxxxx 低血糖症 - - 7.17 - -
100250xx99x21x 下垂体機能低下症　手術なし　手術・処置等２ ２あり　定義副傷病 あり - - 8.01 - -
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症　手術なし - - 13.61 - -
代謝・内分泌内科の特徴は、糖尿病の予防や治療継続の重要性を認識し、地域の基幹病院としていろいろな取り組みを行っていることです。
糖尿病地域連携パスや外来継続パスの活用等、糖尿病チーム医療を積極的に実施しています。
また、泉州二次医療圏では内分泌専門医が少なく、地域の診療所のみならず中堅病院からも多くの紹介患者さまを受け入れています。
緩和ケア内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 14 19.50 13.49 0.00 74.64
06007xxx9900xx 膵臓、脾臓の腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし - - 10.79 - -
060035xx99x0xx 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ なし - - 8.36 - -
03001xxx99x0xx 頭頸部悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ なし - - 12.44 - -
060020xx9900xx 胃の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし - - 11.12 - -
緩和ケア内科の特徴は、緩和ケア病棟への入棟が、がんまたはHIV患者に限られていることから、がん患者のケアが中心となっていますが、
心不全、呼吸不全、肝不全、腎不全など生命にかかわる疾患に伴うさまざまな辛さを、身体的苦痛、精神的苦痛、社会的な苦痛、
スピリチュアルペインを通じて、包括的に診療にあたっていることです。
※DPCデータ上の平均在院日数は、当院での入院期間（転棟転科を含む）となるため、他科連携が多い当科の平均在院日数は
　長い傾向となっていますが、緩和ケア病棟への入院期間のみに絞ると、令和4年は平均で18.2日でした。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患　手術あり　片眼 32 2.06 2.63 0.00 74.38
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患　手術あり　両眼 19 2.00 4.67 0.00 78.89
020130xxxxxxxx 後部・汎ぶどう膜炎 - - 14.19 - -
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症　手術あり　手術・処置等２ なし　片眼 - - 6.31 - -
020370xx99x0xx 視神経の疾患　手術なし　手術・処置等２ なし - - 10.05 - -
眼科の特徴は、特に白内障手術の入院症例を多く受け入れていることです。
難症例の白内障を積極的に受け入れ、外傷や高度近視の硝子体手術以外は、可能な限り当院にて施行できるよう努めています。
リウマチ・膠原病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 12 32.83 14.67 33.33 71.33
070560xx99x70x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患　手術なし　手術・処置等２ ７あり　定義副傷病 なし - - 18.79 - -
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２ なし - - 21.11 - -
070470xx99x0xx 関節リウマチ　手術なし　手術・処置等２ なし - - 15.73 - -
130140xxxxx0xx 造血器疾患（その他）　手術・処置等２ なし - - 15.44 - -
リウマチ・膠原病内科の特徴は、関節リウマチ治療を中心に地域医療機関と連携を取り、可能な限り広く患者の受け入れを行っていることです。
今後の展望として、膠原病疾患を疑う症例、治療に難渋している症例など含めて、周辺地域からの紹介症例のさらなる確保を目指します。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）　皮膚悪性腫瘍切除術等　手術・処置等２ なし 12 4.17 7.29 0.00 77.25
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物　皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等　手術・処置等１ なし - - 3.94 - -
080010xxxx0xxx 膿皮症　手術・処置等１ なし - - 13.50 - -
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 - - 9.25 - -
080220xx99xxxx エクリン汗腺の障害、アポクリン汗腺の障害　手術なし - - 3.26 - -
皮膚科の特徴は、年々増加している皮膚悪性腫瘍の受け入れに努めていることです。
これからも地域がん診療連携拠点病院として、地域の先生方からのニーズに応えられるよう努めていきます。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 37 - 11 14 - 14 1 8
大腸癌 23 38 30 21 - 11 1 8
乳癌 49 41 13 - - 13 1 8
肺癌 98 44 68 128 - 59 1 8
肝癌 - - 12 - - 37 1 8
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
当院は呼吸器センターを有し、初発の件数も肺癌が突出して多くなっています。
再発の件数は、肺癌、肝癌、胃癌、大腸癌、乳癌の順で多く、肝癌は再発の割合が多くなっていることがわかります。
また、国指定の地域がん診療連携拠点病院として、StageⅣの重症患者さまも多く受け入れています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 11 10.82 59.64
中等症 69 16.67 79.28
重症 23 21.17 78.65
超重症 - - -
不明 - - -
成人市中肺炎において、当院では中等症の患者数が突出して多いことがわかります。
また、重症度が上がるほど在院日数が伸びる傾向にあることや、高齢者が多いことがわかります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 143 16.38 74.78 32.28
その他 15 11.73 70.53 3.16
脳梗塞と診断された患者さまのうち、約90%が発症から3日以内に入院され早期から治療を受けておられます。
約35%の患者さんが他院に転院し、リハビリテーションや療養入院を続けていることがわかります。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 162 1.12 10.21 9.88 74.20
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチメートル未満 等 80 0.94 1.76 2.50 71.21
K6871 内視鏡的乳頭切開術　乳頭括約筋切開のみのもの 等 74 1.20 4.77 4.05 72.19
K654 内視鏡的消化管止血術 52 1.46 13.00 19.23 74.83
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術　早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 等 34 1.06 5.56 2.94 73.09
消化器内科では、内視鏡を使った手術が大半を占めています。
入院下においては内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が2番目となっていますが、外来手術としても、多数の下部消化管ポリペクトミーを実施しています。
また、膵・胆管癌の早期発見および治療のため、超音波内視鏡を使った検査（EUS/EUS-FNA）を積極的におこなっており、それに関連した手術が上位となっています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 96 1.19 4.06 0.00 62.18
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） 54 0.96 1.54 0.00 64.37
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 32 0.22 3.72 0.00 39.63
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 26 3.85 13.65 7.69 75.23
K6335 ヘルニア手術　鼠径ヘルニア 19 1.37 2.37 0.00 76.37
外科では、緊急手術を要する症例はできるだけ断らずに対応しており、前年同様胆のう炎、胆のう結石で行う手術が上位となっています。
それぞれの医師が専門領域を持ち、地域がん診療連携拠点病院として消化器癌の外科治療に貢献できるよう努力しています。
悪性疾患の手術症例を増やすため、サービスの向上、情報の収集と発信を行い、地域連携をより密にしていきたいと考えています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術　心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 167 1.31 2.18 0.00 66.98
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術　その他のもの 等 85 3.31 3.93 4.71 73.73
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術　不安定狭心症に対するもの 55 0.13 8.89 7.27 74.31
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術　急性心筋梗塞に対するもの 30 0.03 13.57 13.33 72.30
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術　その他のもの 21 1.71 2.05 0.00 59.33
循環器内科では、高周波カテーテルアブレーション、経皮的冠動脈ステント留置術が上位を占めています。
これからもCCU当直を継続し、24時間断らない心臓救急医療を続けることで、地域医療に貢献していきたいと考えています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿 等 69 3.86 16.67 62.32 80.14
K0821 人工関節置換術　肩、股、膝 52 1.13 17.67 34.62 73.88
K0811 人工骨頭挿入術　肩、股 等 41 4.20 19.90 80.49 79.73
K0462 骨折観血的手術　前腕、下腿、手舟状骨 等 36 1.83 7.42 11.11 73.78
K0463 骨折観血的手術　鎖骨、膝蓋骨、手（舟状骨を除く。）、足、指（手、足）その他 等 17 1.12 5.24 17.65 55.53
整形外科では、急性期病院のため骨折などの外傷に対する手術を多く実施していますが、人工関節手術や脊椎手術など慢性疾患の手術も行っています。
当院で手術等の急性期治療を終えた後、病状が落ち着けば紹介元もしくはリハビリ専門の回復期の医療機関への転院を円滑に行えるよう地域医療連携室と密に連絡を取って対応しているため、転院率が他の診療科に比べ高くなっています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術　摘出 等 52 1.00 5.67 0.00 24.42
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術ＩＩＩ型（選択的（複数洞）副鼻腔手術） 等 39 1.05 3.64 0.00 52.69
K3932 喉頭腫瘍摘出術　直達鏡によるもの 等 21 1.33 1.10 0.00 67.19
K4611 甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術　片葉のみの場合 等 16 1.00 4.00 0.00 63.00
K4571 耳下腺腫瘍摘出術　耳下腺浅葉摘出術 等 14 1.00 3.71 0.00 65.79
耳鼻咽喉科では、口蓋扁桃手術の件数が最も多く、平均年齢が他の手術に比べて低いことがわかります。
また、泉州二次医療圏における耳鼻咽喉科疾患の最終診療科としての役割を担い、手術を必要とする耳鼻咽喉科疾患はほぼすべて受け入れています。
特に、耳科手術と頭頸部腫瘍手術に注力しています。
次年度の目標として、手術件数の増加とロボット手術の導入を目指します。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7811 経尿道的尿路結石除去術　レーザーによるもの 75 1.04 3.45 2.67 65.41
K8036ﾛ 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　その他のもの 75 1.19 5.00 1.33 75.68
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 31 1.29 7.42 6.45 73.71
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術　ホルミウムレーザー又は倍周波数レーザーを用いるもの 26 1.08 4.46 0.00 73.46
K773-2 腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍手術 13 1.15 10.54 0.00 73.54
泌尿器科では、経尿道的尿路結石除去術の件数が最も多くなっています。
今年度よりロボット支援前立腺全摘除術を開始しました。
次年度から適応疾患を徐々に拡大し、可能な限り多くの疾患に対して最新の泌尿器科医療が提供できる体制を整えていきます。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術（両側）　腹腔鏡によるもの 等 40 0.85 3.85 2.50 47.48
K867 子宮頸部（腟部）切除術 20 0.00 1.00 0.00 40.65
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 18 1.22 4.17 0.00 45.83
K877 子宮全摘術 16 1.19 9.56 0.00 53.19
K879 子宮悪性腫瘍手術 16 2.25 10.19 6.25 61.06
産婦人科では、国指定の地域がん診療連携拠点病院として設備面も充実しており、開腹・膣式・腹腔鏡下・子宮鏡下すべての術式に対応可能です。
患者さまにとって最も安全で最適な術式を選択しています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 42 0.31 1.05 0.00 67.86
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 31 2.32 10.48 12.90 78.74
K6121ｲ 末梢動静脈瘻造設術　内シャント造設術　単純なもの 等 19 0.58 1.79 0.00 70.68
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術　２吻合以上のもの 等 15 4.33 25.80 6.67 74.33
K5612ﾛ ステントグラフト内挿術　１以外の場合　腹部大動脈 12 2.25 11.00 0.00 78.00
心臓血管外科では、下肢静脈瘤血管内焼灼術が上位となっていますが、従来からの心臓手術に加え大血管・末梢血管疾患への手術術式を大幅に拡大しています。また、令和4年4月より常勤医増員となり緊急手術を再開しました。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 59 1.34 3.00 0.00 60.95
K4763 乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 25 1.64 4.72 0.00 61.92
K4768 乳腺悪性腫瘍手術　乳輪温存乳房切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 14 1.14 4.43 0.00 52.21
K4765 乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの）・胸筋切除を併施しないもの 11 3.09 7.64 9.09 71.45
K4764 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。）） - - - - -
乳腺外科では、乳がんの手術が上位を占めています。
診療内容に応じて病理専門医・形成外科専門医・放射線治療専門医・緩和医療専門医、および
がん看護・化学療法看護・がん性疼痛の認定看護師と連携して診療を行っています。
呼吸器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術　肺葉切除又は１肺葉を超えるもの 32 1.94 7.63 0.00 69.94
K5131 胸腔鏡下肺切除術　肺嚢胞手術（楔状部分切除によるもの） 等 25 7.84 4.48 0.00 48.56
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術　区域切除 等 - - - - -
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術　部分切除 等 - - - - -
K509-4 気管支瘻孔閉鎖術 - - - - -
呼吸器外科では、全手術のうち鏡視下手術が95％を占め、原発性肺癌手術を多数行っています。
南泉州地域には、呼吸器内科・外科医師が常駐する病院は少数であり、地域がん診療連携拠点病院として、特に呼吸器悪性腫瘍に対しては
呼吸器内科、腫瘍内科、放射線治療科、緩和ケア内科と密に連携して個々のケースに最適な治療を行うことを念頭に診療にあたっています。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2193 眼瞼下垂症手術　その他のもの 11 0.09 2.45 0.00 75.55
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）　長径６センチメートル以上１２センチメートル未満 - - - - -
K2191 眼瞼下垂症手術　眼瞼挙筋前転法 - - - - -
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）　長径３センチメートル以上６センチメートル未満 - - - - -
K427 頬骨骨折観血的整復術 - - - - -
形成外科では、外来で行う手術が多数を占めるため、他科と比較すると入院手術件数は少ないものの、
全身麻酔、局所麻酔手術ともに前年に比べて増加しています。
今後も万全の体制を整えて、地域医療の中核病院としての役割を果たすべく、診療にあたっていきます。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 30 0.27 9.23 33.33 84.17
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術　その他のもの 等 12 7.58 31.33 25.00 67.17
K1642 頭蓋内血腫除去術（開頭して行うもの）　硬膜下のもの - - - - -
K178-4 経皮的脳血栓回収術 - - - - -
K1643 頭蓋内血腫除去術（開頭して行うもの）　脳内のもの - - - - -
脳神経外科では、例年通り慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術が上位となっています。
脳卒中超急性期における血栓溶解療法や血栓回収術はその実施のみではなく、より早期に開始できるように時間的な要求も高まっており、
院内体制などもより質を上げていけるよう尽力していきます。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ﾛ 水晶体再建術　眼内レンズを挿入する場合　その他のもの 48 0.00 1.00 0.00 76.73
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術　網膜付着組織を含むもの - - - - -
K2682ｲ 緑内障手術　流出路再建術　眼内法 - - - - -
K2822 水晶体再建術　眼内レンズを挿入しない場合 - - - - -
K214 霰粒腫摘出術 - - - - -
眼科では、白内障手術がほとんどを占めています。
令和4年度は常勤医2名体制で難症例の白内障手術なども積極的に受け入れ、診療を行いました。
腫瘍内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） 等 28 0.29 17.43 7.14 66.46
K6112 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（四肢） 11 0.45 7.91 0.00 66.36
K6181 中心静脈注射用植込型カテーテル設置（四肢） - - - - -
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） - - - - -
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
腫瘍内科では、抗悪性腫瘍剤の局所持続注入、疼痛の制御のために必要な手術が上位となっています。
専門的な緩和ケアを必要とする患者さまに対しては、緩和ケア内科と連携し加療しています。
血液内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） 11 4.55 8.09 9.09 70.27
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） 等 - - - - -
K6262 リンパ節摘出術　長径３センチメートル以上 等 - - - - -
K6112 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（四肢） - - - - -
K6261 リンパ節摘出術（長径３ｃｍ未満） - - - - -
血液内科では、抗悪性腫瘍剤の局所持続注入、疼痛の制御のために必要な手術が上位となっています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術　単純切除 等 17 0.00 2.53 0.00 78.65
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）　長径２センチメートル以上４センチメートル未満 - - - - -
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）　長径２センチメートル未満 - - - - -
K0061 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径３ｃｍ未満） - - - - -
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）　長径４センチメートル以上 - - - - -
皮膚科では、地域がん診療連携拠点病院として地域のがん治療の中心的役割を担えるよう努めており、皮膚悪性腫瘍に対する手術が上位となっています。
また、皮膚科診療の中核は外来診療であり、外来手術も多数実施しています。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 19 0.25
180010 敗血症 同一 18 0.23
異なる 25 0.33
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 23 0.30
異なる - -
上記はＤＩＣ(播種性血管内凝固症候群)、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率について、DPC病名（入院期間中、最も医療資源を投入した病名）と入院契機病名（入院のきっかけとなった病名）が、「同一」の症例と「異なる」症例に分けて集計しています。すなわち「異なる」の症例は、ある病気の診療目的で入院したが、入院後に上記傷病が発症または悪化し、その治療が主となった症例数を示しています。
また、手術・術後の合併症には、術後出血、縫合不全や術後感染症などがあります。もちろん、合併症が起こらないよう細心の注意を払っていますが、どのような術式でも一定の確率で起こり得るもので、発生を100％防ぐことはできません。
更新履歴
2016/9/30
新規作成
2017/9/29
平成28年度に情報を更新
2018/9/28
平成29年度に情報を更新
2019/9/30
平成30年度に情報を更新
2020/9/28
令和元年度に情報を更新
2021/9/29
令和２年度に情報を更新
2022/9/30
令和３年度に情報を更新
2023/9/29
令和４年度に情報を更新