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院内認定看護師制度
院内認定看護師制度
当院では、看護の質向上を図るために、当院オリジナルのライセンスを設けています。所定の研修(講義・演習)を修了した者は認定試験を受け、合格者には認定バッジと認定証が授与されます。
※院内認定看護師とは,看護局の定めたカリキュラムに沿った研修を受講し,院内認定試験に合格し,その分野において熟練した看護技術と知識を習得した者である。2023年1月現在、5分野の院内認定看護師が活動している。
1.院内認定看護師 造影剤Ⅳ
- 専門領域における役割モデルとなり,問題解決困難な事例や問題に対して、適切な助言、指導を行う
- 専門領域における問題点や課題について,組織的な解決策を提案・実行する
- 専門領域において教育企画の中心的役割を担い,専門的知識や技術の向上のための教育的役割をとる
- 専門領域の学会や研修会に積極的に参加するなど自己研鑚を行う
2.院内認定看護師 化学療法Ⅳ
- 医師指示のもと診療補助行為として安全に化学療法薬を注射できる
- 安全な化学療法薬注射を実施するために多職種と協働できる
- 安全で質の高い静脈注射実施のモデル的役割を担うことができる
3.院内認定看護師 退院支援・調整
- 退院支援・調整に必要な地域包括支援システム,継続看護,退院支援システムを理解し実践の場で活用できる
- 患者・家族の生活・身体・精神・社会面を総合的にアセスメントし,必要な社会資源を活用した看護を実践できる
- 退院後の生活について把握し,患者・家族の意思を尊重した意思決定支援に関わることが出来る
- 継続看護の視点をもち,退院支援が実践できるように部署のスタッフに指導的な関わりを持つことが出来る
- 退院後の患者・家族のQOLの保持・向上のために,院内外の多職種と円滑な連携を行ない,チームアプローチができる
4.院内認定看護師 認知症ケア
- 認知症患者の意思を尊重し,権利を擁護することができる
- 認知症患者をアセスメントし,ケアの実践,ケアの体制づくり,家族のサポートを考えることができる
- 認知症のBPSD(行動・心理症状)を悪化させる要因・誘因を見出し,予防・緩和する働きかけができる
- 認知症患者の背景や習慣を捉え,安心・安全の療養環境を調整することができる
- 認知症患者の看護実践における部署内のリーダーシップを発揮し,必要なチームラウンド依頼を行い,多職種と協働することができる
5. 院内認定看護師 輸血療法
- 医師の指示のもと診療補助行為として安全に輸血療法が実施できる
- 安全な輸血療法を実施するために多職種と協働できる
- 安全で質の高い静脈注射実施のモデル的役割を担うことができる